革靴のお手入れ方法|お気に入りの靴を長く楽しむために

2026.08.30

1. 革靴のお手入れはなぜ必要?

革靴は、履いているうちに少しずつ汚れがついたり、つま先の色が剥げたり、革のうるおいが失われたりします。

そのまま履き続けても大きな問題はありませんが、革が乾燥して履きジワが目立ちやすくなったり、汚れが蓄積して清潔感が損なわれたりと、見た目の印象に影響することがあります。

そこで大切なのが、ちょっとしたお手入れです。

汚れを落とし、革に適度なうるおいを与えることで、革のコンディションを整え、きれいな状態を長く保つことができます。

難しいお手入れを毎回する必要はありません。
お手入れに慣れていない方は
「少し汚れてきたかな」「履きジワが気になってきたな」と感じたときに、できることから始めてみてください。

お気に入りの一足を長く楽しむために、日々のちょっとしたケアを取り入れてみてください。


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2. お手入れ方法 ~スムースレザー編~

スムースレザーとは、革の表面をなめらかに仕上げた、革靴で最も一般的な革のことです。
革本来のなめらかな質感やツヤを楽しめるのが特徴で、Recipeの製品の約8~9割に使用されています。

STEP 1|表面のほこりを落とす

まずは靴用ブラシや柔らかい布を使って、靴の表面についたほこりや細かな汚れをやさしく落とします。

ケア用品をお持ちでない場合は、不要な布やティッシュでも代用できますが、靴用ブラシがあると、縫い目や履き口、ソールとの境目など、汚れがたまりやすい場所もしっかりと掻き出すことができるので効率的。

ひとつ持っておくと、普段のお手入れにも使えておすすめです。

STEP 2|クリーナーを使い、汚れを拭き取る

次に、ブラッシングで落としきれなかった汚れをクリーナーで落とします。
柔らかい布に革用クリーナーを適量とり、少し揉んで馴染ませた後、全体を優しく拭き取ります。
汚れの他、以前に塗ったクリームを落とすことも目的です。
クリーナーには防カビ剤配合の物も多く、保管中のカビ発生を防ぐ効果も期待出来ます。

STEP 3|革用クリームで保湿する

少量の乳化性の靴クリームを柔らかい布にとり、塗布し、乾拭きをして馴染ませます。
乾燥した革に潤いを与える事により、傷や履きシワが付きにくい状態となります。

STEP 4|乾いた布で磨く

全体にクリームを薄く塗布したら、乾いた柔らかい布や柔らかいブラシで軽く磨きます。
余分なクリームを拭き取りながら磨くことで、革に自然なツヤが生まれ、靴がきれいに整います。

STEP 5|補色

表面の擦り傷や色剥げが気になる場合は対応した色のクリームで補色をします。
※保湿と補色の機能が一つになった靴クリームをご使用の場合は、保湿・補色の工程はまとめて行うことができます。

3. お手入れ方法 ~エナメルレザー編~

エナメル素材の注意点

・エナメルは他の革靴用クリームや一般的な革用クリームを使用すると、表面のコーティングを傷めたり、ツヤや質感が変わったりする場合があります。

他の靴と密着した状態で保管すると、色移りや表面同士がくっついてしまうことがあります。
保管する際は、靴同士が触れ合わないようにして保管することをおすすめします。

・エナメル素材に防水スプレーはご利用いただけません。
表面のツヤが曇ってしまう場合がありますのでご注意ください。

STEP 1|表面のほこりを落とす

柔らかい布で、表面についたほこりや汚れをやさしく拭き取ります。

STEP 2|エナメル専用ケア用品を使用する

新品のときのようなツヤが少し曇ってきたと感じたら、エナメル専用のクリーナーやローションを柔らかい布に少量取り、薄く均一に伸ばします。

お手入れをすることで、エナメル本来の美しいツヤがよみがえります。

STEP 3|乾いた布で仕上げる

最後に、きれいな柔らかい布で軽く拭き、ツヤを整えます。


4. 雨に濡れてしまったときは?

革靴が急な雨などで濡れてしまった場合は、できるだけ早めにお手入れしましょう。

まずは、乾いた柔らかい布で表面の水分をやさしく拭き取ります。
その後、風通しのよい日陰で自然乾燥させます。

ドライヤーや暖房器具などの熱を直接当てて乾かすのはNG。

急激に乾燥させると、革が硬くなったり、ひび割れの原因になったりすることがあります。

インソールが取り外せるタイプの場合は、取り外しておくと靴の内部まで乾きやすくなります。

表面だけでなく、靴の内部までしっかり乾燥してから履くことが重要です。
可能であれば、数日かけて風通しのよい日陰でゆっくり自然乾燥させましょう。

しっかり乾燥させた後は、保湿用の靴クリームで革にうるおいを補給することも忘れずに。

雨に濡れた後のひと手間が、革靴を長持させることにつながります。


5. 靴を大切にする、ちょっとした習慣

履いた後は休ませる

お気に入りの靴や通勤靴は、ついつい毎日履きたくなりますよね。

でも、靴を長くきれいに楽しむためには、毎日同じ靴を履き続けるよりも、1日履いたらしっかり休ませることがおすすめです。

1日履いた靴には、汗や湿気がこもっています。履かない日をつくって、風通しのよい場所でしっかり乾燥させてあげましょう。

何足かをローテーションしながら履くことで、靴にも休む時間ができ、より長く快適に楽しむことができます。

雨の日の靴選び

昨今は急な雨も多く、靴選びが難しい日もありますよね。

スムースレザー、スエードやヌバック、特にベージュやアイボリーなどの淡い色は、水分によるシミが目立ちやすい傾向があります。

もしかしたら雨が降るかもしれないけど革靴が履きたい!という日は、比較的シミが目立ちにくいブラックなどの濃い色やエナメル素材を選ぶのもひとつの方法です。

(エナメル素材を含め、Recipeの靴は雨用・防水仕様ではありません。雨の日の着用をおすすめするものではありません。)

季節物はお手入れしてから保管する

サンダルやブーツなどの季節物は、長期間しまっておくことが多いアイテム。

「久しぶりに出してみたら、カビが」なんてことにならないよう、しまう前にひと手間かけておきましょう。

まずは、革の表面についた汚れをクリーナーなどで落とします。
ソールや中敷きの汚れも、素材に問題がないことを確認したうえで、除菌シートなどで可能な範囲できれいにしておきましょう。

汚れを落としたら、しっかり乾燥させてから保管することが大切です。
出来れば高温多湿の場所は避け、難しい場合は除湿剤を使用し湿気が長期間こもらないように保管しましょう。
次のシーズンも気持ちよく履けるように、しまう前のお手入れは重要です。


6. お気に入りの靴を長く楽しむために

お気に入りの靴は、できるだけ長くきれいに履きたいもの。

Recipeの革靴も、日々のお手入れを少し取り入れることで、革の風合いを楽しみながら長くご愛用いただけます。

靴が好きで、お手入れを楽しんでいる方もいらっしゃる一方で、
やることが多い毎日の中では、靴のお手入れはついつい後回しになってしまう方も多いのではないでしょうか。

毎回無理をして、完璧にお手入れをする必要はありません。
できるときに、できる範囲で。

「時間のあるときに軽く拭く」
「天候に合わせて靴を選ぶ」
「シーズンオフのときは、しっかりお手入れする」

そんなふうに、無理なくできることから少しずつ。

ちょっとしたひと手間を重ねることで、お気に入りの靴をより長く、きれいに楽しむことができます。

ぜひ、できることから気軽に始めてみてください。

毎日の暮らしに、無理なくできるお手入れを。
お気に入りの一足を長く大切に楽しんでいただけたら嬉しいです。

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