13. 製造業にとって、稼働率が一番大切

2023.07.10

 

靴製造業におけるOEM受注環境は年々厳しくなっていると感じます。

当時弊社に注文が集まらなかったのも、単に力不足だからです。

誰も助けてくれません。

受注がなかった時、工場が停まるわけですから、固定費がまかなえない。

受注が無ければ財務状況が悪化するだけです。実際そうでした。

製造業にとって、稼働率が下がることは、致命的なこと。

稼働率が一番 ということを肝に銘じました。

 

自社だけではなく、自社に関わってくださる加工場、内職全てに言えることです。

稼働率を維持できる商品開発 という考え方になりました。

ファッション業界においては、トレンドや流行やデザイン といったものが商品開発では大切 となりますが、 それは自分の中では否定し、稼働率重視 稼働率につながる仕事・デザイン これを最優先とすることにしました。

自社ブランドは、自らの商品を、自ら生産数を決め、作り、販売していくこと です。

 

窮地の中で自社ブランドの開発に全身全霊で取組み、始めた靴レシピ。

今(2023年)でも生産・稼働率に対しての想いは同じです。

 

 

 

 

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